2013年05月03日

憲法記念日

先日、ネットに流れる君が代口パク教師を批判するコメントを読んだのだが、どれも「公務員が法律を守るのは当たり前」とか「税金から給料をもらっているのにけしからん」的な発想で、これがいわゆるネトウヨなのかと気持ち悪くなった。
昨年暮れの選挙で安倍自民党が大量の議席を取って、憲法改正が現実のものとなってきた。私は臆病だし暴力や争い事は好きではない。世の中にこういう人は多いだろうから平和憲法はいつまでも続くと思っていたのに、そういうことではなくなってきたらしい。
識者の分析では、天災人災が続き世の中が不安になって、管理されたい人が増えてきているので、国が軍隊を持ったり個人の自由を制限してでも自分たちを守ってくれることを求めているのだという。
だが太平洋戦争中のことを見ても、国は国民を使い捨てにするが守ってくれることなどあり得ないことがわかる。それでも多くの国民が戦争をしやすい国、権力者に管理されるのが心地よいということを望んだならば憲法は変わるわけだ。
憲法記念日の朝、そんなことを考えていたら不安になってきた。私は臆病なのだ。
きょうはこれから岡谷に向かう。昨日街歩き古本市の実行委員であるOさんから電話があり、古本市には多くの人が来ていて、売上げもいいという。ところが光風舎の棚だけ動きが悪いようなのだ。選書ミスなのか、急遽本を追加することにして昨日値付けした本を持っていくことにした。私は負けず嫌いでもあるのだ。まあ、本音を言えばその賑わいを自分の目で見たいというところなのだが。



Posted by 南宜堂 at 07:00│Comments(0)

 
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