2008年11月05日

長野市のもん

 あるのは長野市の歌ばかりではなく、長野市のもんなら誰もが知っている長野市の門というのがあります。現代彫刻です。ひとつはアップルラインにあったように記憶しています。そしてひとつは篠ノ井橋の手前のへん、あとひとつは19号線のオリンピック道路との分かれ目のあたりにあったと思いますが、あれは台風でどうなってしまったのでしょうか。4つくらいあったと記憶しているのですが、あとは思い出せません。
 かつてふるさと創生ということで、全国の市町村に1億円がばらまかれたことがありました。竹下内閣の時だったでしょうか。あれで長野市は門をつくったのです。歴史は繰り返すのか、最近はなんとか給付金というのをばらまくということで話題になっていますし、少し前には地域振興券というのがありました。1億円の交付金で話題になったのは金塊を買った市町村でした。
 あれで門をつくるとは長野市も粋なことをしたもんだと思います。それにしても税金ですから、それに1億円の原資を投じて行った事業が後々の人々のためにも生かされるようなものでなければ死に金です。長野市の場合、これは微妙です。市民のために憩いの環境をつくったのだとしたらそれは意義のあることですが、一市民としてはそういう芸術作品の鑑賞より実際の公園でもつくってくれた方がありがたかったと思います。
 そしていちばん大事なことは、現代にあれらの長野市の門が生かされているのかなということです。一度も見学に行ったことのない者がえらそうなことを言うようですが、多くの市民が足を運ばない施設というのはやはり無駄だったのではないかと思います。



Posted by 南宜堂 at 23:24│Comments(0)

 
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