2008年12月10日

支持率について

 麻生内閣の支持率が20パーセントぎりぎりにまで急落したというニュースが週明けの新聞やテレビをにぎわしていました。発足当時50パーセント台であった内閣支持率が落ち込んだというのです。原因について各紙はそれぞれが分析しており、それはそれで当然だと思うのですが、内閣の支持率というのは2ヶ月足らずにこんなにも変化するものなのだろうかと不思議な思いがいたします。
 自民党という日本の社会をどうしていくかということについての一定の主張を持った政党の総裁に選ばれ、総理大臣になったわけですから、数週間単位の世論調査で上下するというのもおかしな話です。
 最近の日本人はちょっとせっかちになっていすぎるんじゃないか、私も麻生内閣は支持しませんが、ちょっとそんなことを思ってしまいました。ひとつの事件が起こったりするとみんながマスコミがあおったりするのですが、興奮してその当事者を叩く、そんなことを繰り返していて、麻生総理の場合も格好の失敗をしてくれたりするものですから、よしてなもんで叩きにかかるのかな、そんな思いもしてしまいます。溜飲は下がるでしょうが、ちょっと後味の悪い思いもいたします。
 こういうのってちょっと危ない気がします。石原東京都知事の言い方にいつもあぶないものを感じているのですが、あれは計算して国民の感情をあおっているのだと思います。それに乗ってしまうと私たちはとんでもないところへ連れて行かれる。莫大な費用を使っての東京オリンピックだけではすまされない問題ではないかと思います。

 それにしても驚きました。なんで私のブログのアクセスがあんなに突然多くなるのか。心当たりはありません。裏通りのつぶれかけた店に客が押しかけたような現象です。何か機械の誤作動で起こったことなのか。支持率が急上昇したのかと思えばいいのでしょうが、そうなる心当たりがないのですから、そうも思えません。



Posted by 南宜堂 at 11:28│Comments(0)

 
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