2008年12月20日

シネコンについて

 恥ずかしい話ですが、長野に住んでいても何年か前にできたシネコンというのにまだ行ったことがありません。松本に県内最大級のシネコンができたというニュースを見て思いました。
 シネコンどころが、ここ何年か映画館に足を運んで映画を見るという経験をしたこともないのです。新聞で映画館の経営が厳しいという記事を読んで、そうなんだろうなあと実感として思います。
 以前佐久のシネコンで映画を見たのですが、快適ではありましたがどこかハイカラすぎて、私がイメージする映画館というのとは少し違うのです。それでも、シネコンというもの若者たちの間ではおしゃれなデートスポットとしても定着しているようですからいいとして、厳しい経営をしている町の映画館と私たち老世代をうまく結びつけてみたら、客が増えるかも知れないと思うのです。
 前にも書いたように私は若い頃毎週のように映画館に通いました。そんな頃の映画館というのはお世辞にもきれいというのではなく、座り心地も悪かったのですが、何かわくわくするような気分になれたものです。そういうものを演出してくれたら、町の映画館だって捨てたもんじゃないと思います。



Posted by 南宜堂 at 23:17│Comments(0)

 
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