2007年06月07日

木々高太郎

 みうみうBETTYさんのブログに「頭脳パン」のことが紹介されていて、懐かしくて調べてみました。こういう連想式のお勉強が「隠居学」の特徴のようであります。
 長野では確か中島製パンが作っていたように憶えています。今はどうなのでしょう。そこには確か林髞先生ご推薦とありました。林先生はベストセラー「頭のよくなる本」の著者であり、高名な大脳生理学者です。
 林髞、どこかで聞いたようなと思い出したのが作家の木々高太郎です。この人は「推理小説」という語を作ったことでも有名で、日本の推理小説を語る時忘れられない作家です。本名の林髞を分解して木々高太郎のペンネームを名乗ったようです。少々苦しいですが。
 一般に推理作家というのは人を食ったようなペンネームを考える人が多いようです。ご存じ江戸川乱歩は、世界の推理小説の祖ともいわれているエドガー・アラン・ポーをもじったのは有名です。佐野洋は「社の用」から、都築道夫なんかはいかにも語呂合わせっぽいですね。



Posted by 南宜堂 at 00:08│Comments(0)

 
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