2009年01月18日

唖然としたこと

 今日の夕方予想外の渋滞に巻き込まれてしまいました。場所は信州大学工学部の近く。後で聞いてみると、センター試験のお迎えの車が停車していたせいだということがわかりました。
 家の近くでも朝や夕方、幼稚園の前を通ると送り迎えの車がずらりと並んで、邪魔だなあと思うことがありますが、今日の光景はそんなようなものでした。
 いい若いもんが親離れもできないでお迎えを頼むとはと怒ってみても仕方ないことではありますが、ちょっとむかつきました。
 昔の感覚で考えてはいけないのかなと思います。18歳頃といえば、親がうっとうしくてしかたなかったと思うのですが、いまの若者はけっこう親とは仲良しのようです。スーパーなんかでも仲良く駕籠をぶらさげて歩いている親子を見かけます。
 親と子の関係がフラットになっているのか、共通の話題があって会話が成り立つのか、そしてこんな傾向はいいことだと歓迎している親もいるのかもしれません。
 仲良しはいいことだというのは世の良識ですが、子供というのは親に対して越えがたい壁のようなものを意識して、それを乗り越えようとするもんだと思います。
 親の方から近づいているのか、そういう壁を低くしたのでは子供のためにはならないだろうと思いますし、親も益々幼稚になっていってろくな年寄りにはならんだろうなと思ってしまいます。



Posted by 南宜堂 at 01:01│Comments(0)

 
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