2007年06月12日

長野と尾道

 大林宣彦監督の「転校生」はいわゆるリメーク版で前作は尾道を舞台にしたものでした。広島県の尾道は、何度か訪れたことのある街ですが、よく言われるように坂の多い街です。山が海に迫っているため、平らな部分が少なく、駅周辺のアーケードも忘れられた街という印象でした。
 じっさい広島県の山陽線沿いの他の都市広島とか福山にくらべて、新幹線も通っていませんし近代化は遅れているようです。もっともこの印象は十年以上も前のものですが。多分大林監督はそんな尾道の雰囲気が好きだったのでしょう。
 さて、翻ってわが長野を舞台にした新作「転校生」はどうなのでしょう。映画を見ていませんので何とも言えませんが、長野の町がどのように描かれているのか気になるところです。
 いま、長野の町の再開発に携わる人々は街のあるべき姿をどのように考えているのでしょうか。経済優先で文化的な部分が忘れられているような気がするのですがどうでしょうか。長野と尾道



Posted by 南宜堂 at 23:22│Comments(0)

 
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