2010年09月21日

日々是好日 高遠ブックフェスティバル

 伊那市高遠で23日まで開かれている「高遠ブックフェスティバル」という催しに行ってきた。何年か前に、何人かの古書店主が高遠に「本の町」という古本屋を開いていて、それが意見の違いから二つに分かれて、その一方の人たちが高遠を本の町にしようと開いたお祭りである。
 もう一方の店も最近まで杖突街道の途中で営業していたが、閉店したということを聞いた。
 さて、お祭りであるる今日は連休の谷間の平日で、これといった催しもなく、それでもこちらは古本を見るのが目的だから、これでいいのだ。来場者の方の受け取り方はさまざまだろうが、私の感想はもっと本が並んでいてほしかった。
 そうはいっても、こんな催し続けてほしいから応援する意味で批判はしない。
今日の収穫
・娘義太夫 水野悠子 中公新書 300円
・おんな牢秘抄 山田風太郎 角川文庫 250円
・日本のユートピア思想 安永壽延 200円
 書き込みあり、店員に告げられ了承。
 店員嬢自慢げに曰く「この注意書き北尾トロさんの自筆です」
 私「そんなことはどうでもいい」
 おそらく彼女、北尾トロさんの名前も知らないおじいさんだなと思ったことでしょう。
・天皇制 色川大吉ほか 300円
・永遠の音楽家マーラー ヴィニャル 300円
・江戸という幻影 渡辺京二 1000円
日々是好日 高遠ブックフェスティバル
日々是好日 高遠ブックフェスティバル
日々是好日 高遠ブックフェスティバル



Posted by 南宜堂 at 23:26│Comments(0)
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