2007年11月17日

なると巻10本の秘密

 先日スーパーで買い物をした時のことです。レジで私の前に並んでいた女性の籠の中を見ると、そこにはなると巻が10本だけ。いったいなんに使うんでしょう。お見かけしたところ、普通の中年の女性だったのですが。
 ラーメン屋さんでしょうか。ラーメンになると巻はつきものでした。最近はやたらに具に凝ったラーメンが多く、そういうのが少なくなりましたが。しかし、ラーメン屋さんには見えなかったなあ。ひげ生やした若いあんチャンが多いんですよね。
 あと、なると巻が世間から注目されるのはお正月ですよね。鍋物なんかにも時々入っていますがなんとなく目立たない、日陰者のような存在で、見た目派手ですが「おれはここにいる」という自己主張がないんですね。
 練り物関係でもちくわなんかいろいろ重宝がられていますし、存在感出してます。ちくわの磯部揚げなんていう主役の料理もありますし。同じ派手系のかまぼこなんか小田原名物なんて、宣伝上手です。
 なると巻はいちばんの活躍の場だったラーメンからも敬遠されはじめ、前途見えないなあという時の10本一気買いですから、隠れなるとファンとしては密かに拍手を送りたい気分です。
 しかし、10本なんに使うんでしょう。子供会の景品かなあ。昔の子どもは魚肉ソーセージなんか丸かじりできるというと、最高の幸せだったものですか、今の子どもなるとの丸かじりで喜びそうもないですしね。
 私が知らないだけで新しいなると主役の料理が開発されたんでしょうか。もしかしたら「なると占い」なんてのがはやっているのかも。渦の巻き方や方向で運勢を占うなんてのが。
 考えれば考えるほどわからなくなるのですが、もしかしたらその人はなると大好きで、一週間分まとめ買いしただけなのかも知れないのです。目立たない割にはどこのスーパーに行っても必ずありますから、案外隠れファンがいるのかも。
 とりとめもない話のママ今日は終わりです。icon24



Posted by 南宜堂 at 22:28│Comments(0)

 
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