2011年07月20日

大鹿村騒動記

久しぶりに映画館で映画を見た。何年か前、権堂の相生座に長野映画祭を見にいって以来のことである。
原田芳雄主演の「大鹿村騒動記」。少し前、大鹿村で試写会が行われたというニュースをテレビで見た時から、公開されたら是非見たいと思っていた映画だ。信州が舞台になったという親近感もあるが、ストーリーが身につまされてということもあった。
同じ信州といっても南信の大鹿村は遠い。車で1・2度通過しただけの村である。大鹿歌舞伎のことはもちろん知っていた。1度見にいきたいと思いながらいまだに果たせないでいる。
その映画を見た翌日、つん堂さんから原田芳雄死すのコメントをいただいた。病気であるということは聞いていたが、こんなに早く亡くなってしまったのだ。スクリーンの中の圧倒的な存在感がまだ目に焼き付いていたので、信じられない思いだ。
京都に住んでいた頃、藤田敏八監督の映画をよく見たのだが、最近の原田芳雄はビールのコマーシャルで見かけるくらいであった。
それにしても、今年の大鹿歌舞伎では風祭善の景清が見られないのだ。


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Posted by 南宜堂 at 10:06│Comments(0)雑記

 
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