2008年11月28日
高遠へ
前々から訪ねたいと思っていた古書店があって、伊那高遠に足を伸ばしました。雨模様の天気はどうなるかと思っていましたが、幸いにも雪に変わることはなく、ノーマルタイヤで行ってきました。
■高遠本の家
高遠の町の中バス停のすぐ前にありました。もともとは何人かの東京の古書店が杖突街道沿いに「本の店」としてやっていたものが、後述の「長藤文庫」と別れて、「本の家」はこちらに移転したようです。
城下町高遠のイメージとは異なり、明るくモダンな店内です。品揃えはどちらかというとサブカルチャー的なものが多く、高遠ー城下町ー歴史ものを想像してくると裏切られます。
今日はシーズン最後の連休も終わった後で店内は閑散としていました。

高遠の町です。
■長藤文庫
こちらは高遠から茅野へ抜ける杖突街道沿いにあります。地名からとって「おさふじぶんこ」と読むのだそうです。もともとあった「本の家」がふたつに別れて、高遠に古書店が2軒できたことは訪れるものにとって楽しみが2倍になるわけですから歓迎すべきでしょう。
寡黙な男性が一人店番をしておられ、ちょっととっつきにくそうな印象でしたが話してみると気さくな方で、大塚さんという東京の古書店「書肆月影」の店主でありました。帰ってから気がついて本をひっくり返したのですが、北尾トロ「ぼくはオンライン古書店のおやじさん」に登場する方でした。
ああいう時間の流れが止まったような場所で、古い民家を改造して、昔の本を置く、これは古いもの好きにはうらやましいほどの贅沢だと思います。もちろんここだけの売り上げで維持できるものではないでしょうからオンライン古書店の売り上げが頼りだと思います。
物質的な意味での贅沢をしなれば、どんなところでも生活していけるというのは、ある意味でネット社会のありがたさかもしれません。
写真はホームページより拝借しました。

■高遠本の家
高遠の町の中バス停のすぐ前にありました。もともとは何人かの東京の古書店が杖突街道沿いに「本の店」としてやっていたものが、後述の「長藤文庫」と別れて、「本の家」はこちらに移転したようです。
城下町高遠のイメージとは異なり、明るくモダンな店内です。品揃えはどちらかというとサブカルチャー的なものが多く、高遠ー城下町ー歴史ものを想像してくると裏切られます。
今日はシーズン最後の連休も終わった後で店内は閑散としていました。

高遠の町です。
■長藤文庫
こちらは高遠から茅野へ抜ける杖突街道沿いにあります。地名からとって「おさふじぶんこ」と読むのだそうです。もともとあった「本の家」がふたつに別れて、高遠に古書店が2軒できたことは訪れるものにとって楽しみが2倍になるわけですから歓迎すべきでしょう。
寡黙な男性が一人店番をしておられ、ちょっととっつきにくそうな印象でしたが話してみると気さくな方で、大塚さんという東京の古書店「書肆月影」の店主でありました。帰ってから気がついて本をひっくり返したのですが、北尾トロ「ぼくはオンライン古書店のおやじさん」に登場する方でした。
ああいう時間の流れが止まったような場所で、古い民家を改造して、昔の本を置く、これは古いもの好きにはうらやましいほどの贅沢だと思います。もちろんここだけの売り上げで維持できるものではないでしょうからオンライン古書店の売り上げが頼りだと思います。
物質的な意味での贅沢をしなれば、どんなところでも生活していけるというのは、ある意味でネット社会のありがたさかもしれません。
写真はホームページより拝借しました。

Posted by 南宜堂 at 23:55│Comments(0)
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